行旅病棟

概要

行旅病棟というところは、路上生活者などの人たちが 入院している病棟です。

行旅の人たちであっても無くても、受けるべき治療は同じで 無ければいけません。
しかし、行旅の人たちは家族と連絡が 取れなかったりして、一人ということが多いです。
そうなると、病院側に判断が委ねられる場合もあり、行旅の 患者さんが、望んでいるような治療が受けられない状況も あることが事実です。

看護師という仕事は、人の命を扱う仕事です。患者さんが どのような社会的立場の人であっても、人の命は平等です。 しかし行旅病棟では、人の命が差別されているという現実が ありました。
一生懸命患者さんのためにケアしている私たちにとっては、 それは、むなしさと悲しさを感じるものでした。

人の死というのは、人間が平等に持っている数少ない権利の 一つだと思います。ですから、人は精一杯生き抜かなければ いけないと思います。
生きてる中で、たくさんの経験をすることで、自分や他人の 命の重さを感じれるのだと思います。

しかし、行旅病棟でもたくさんの人に出会い、さまざまな 経験をして、看護師として重要な勉強ができたように 思います。

行旅の患者さんは、いろいろな人がいて、行旅という 状況から抜け出したい人もたくさんいます。
ですから日本の行政は、このような人たちのことを 真剣に考えて、社会復帰できるような対策を考えるべきだと 思います。